気象予報士用語集

<エマグラム>
ある地点の上空を熱力学的に見た状態図のことです。主にある地点の鉛直方向の大気安定度をみる為に用いられます。

<温位>
空気塊を断熱的に標準気圧(1,000hPa)のところまで下降(或いは上昇)させた時、空気塊がもつ温度のこと。
高度が高くなるにつれて気圧は下がり、温度ももちろん下がります。違う高度の空気塊を比べる際に、どちらの温度が高いかを見るのに便利な指標となります。

<傾圧不安定波>
温度傾度(ギャップ)がある限度を越したときに、大気がその状態に耐え切れず、温度の南北傾度を弱めようと起こす波動。偏西風も傾圧不安定波の一つです。

<コリオリの力>
地球の自転による見かけの力のこと。大気も固体地球と同様に自転をしており、その移動の速さは高緯度地方ほど遅く、低緯度地方ほど速くなっています。

<ジェット気流>
対流圏上部にある幅数100kmの強風帯のこと。赤道付近に現れる赤道ジェット気流や、中緯度の偏西風の内、北に現れる寒帯ジェット気流、南に現れる亜熱帯ジェット気流等があります。